愛用のペン

縦書が好き。ドイツに持ってきたペン。モンブランとパーカー。左から中細、細字、太字で書ける。みんな大切な人から頂いた。

手紙を書かなくなってどれくらい経つだろうか。2006年に米国のカリフォルニア州サンディエゴ校で研究員として滞在した時、多くの友人達が手書きのメッセージカードや手紙をよく書いていた。メールがあるのにと思うこともシバシバだったが、スーパーにいってわかった。どーんとカードコーナーがあった。本屋に行ってもどーんと。アメリカだからかなぁと思っていたら、ドイツに来ても、みんなよく手書きのメッセージを書く。

あらためて、自分の生活の中で忘れていたことだと感じた。

早速机に向かいアルファベットを書いてみた。

下手。

はぁ。見せられないと思った。

これじゃ、ペンが泣く。

 

カンニング仲間

デュッセルドルフにあるクモン(公文)でドイツ語の勉強が始まった。(大学での授業は2月から)同じ教室に来ているのは、10歳にも満たないドイツの子どもたち。こどもたちは英語を習いに来ている。で、発音がわからなくなると隣の子どもに、「おい、これドイツ語でなんというのだ」と英語で聞く。みんなちゃんと教えてくれる。心強い仲間たちだ。

ドイツでの生活で、英語はほとんど通じない。つい英語で質問しても、パニックになって日本語で質問しても、やけで韓国語で質問しても、やっとのことドイツ語で「ドイツ語がわからない」と言っても、最後までドイツ語で回答してくれる。誰も逃げないで、最後までこっちを見て何度もドイツ語でいう。

あーーーー、ドイツ語がんばろう。。。

使って感動 オーブン

デカイオーブンがあると、本当に料理が楽。素材をそのままいれればなんでもOK。イチオシはネギ。ドイツのネギ。いま、これにはまってる。陶器にジャガイモ、トマト、ニンジン、玉ねぎ、ブロッコリー、ネギと、なんとなく残っているものを入れてオリーブオイルをかけ180度ぐらいで1時間位するとトロトロになる。で、塩をちょっとかけるだけ。

あー、野菜って美味しいなぁて思う。

そう、燻製のサーモンなんか、料亭の味(料亭じゃ出さないか)!というくらい美味しい。

ピカピカのニンジンは、茹でるときに砂糖とバターを入れるの。

マッシュポテトは、茹でたジャガイモをフォークで潰して、牛乳ーと塩とバターでぐるぐるぐる。ちなみに、パプリカは焼くと甘みが倍増する。あああ、もっと早く知って入ればと思うことばかり。

 

 

 

本棚「女子力」発揮

イケアの本棚が届いた。デカイ。2時間かけてせっせと組み立てた。私、この手のちまちましたこと大好きなんだよね。女子力ありますね。(笑) 以前、母親のお下がりのピンクのセーターを着ていたら、兄貴が「お前、女子力高くなったな」と言ったので、マジ、ブチ切れた。ピンク着て女子力か、と。で、その日から、私は「女子力=生きる力」と勝手に決め、家の土木作業とか、内装とか、生活で必要なことはみんな女子力と命名した。

ああ、今日は楽しかった。ビールがうまい。ちなみにビールはアルトビール。(^0^)

 

お弁当

お弁当は、前日の作って朝持っていきます。子どもの頃、祖母の家に預けられていた時、おばあちゃんは、毎日、お弁当にシャケと卵を入れてくれた。毎日だった。今思えば、収入のないおばあちゃんには大変事だったろうと思う。民族学校に通っていたとき、みんなのお弁当からキムチやケンニプ(エゴマの葉の醤油漬け)の香りがして食べたいなぁと思った。冷蔵庫を開けて、ケンニプが入っていたので、「おばあちゃんこれ、お弁当に入れて」と言ったら、「それは貧乏人が食べるものだ」と言った。うちだって十分貧乏だし、しかも親もいなくて預けられている身で、はぁ?と思った。でも、おばあちゃんは必死でお弁当を作ってくれていた。おばあちゃんは学校のことは知らない。日本社会で、せめて、普通の家のこどものよう見えるためにだ。

おばあちゃんは、死ぬまで、チラシの裏に自分の名前を書き、ハングルを勉強していた。彼女が生きぬいてくれたおかげで、今の私がある。学べる環境にいるのだから、死ぬ気で学ばねばと思う。

お気に入りのハチミツ

スーパーは、所得に合わせていろいろある。私が主に使うのはアルディ。そこで売っていたハチミツ。たぶん1€くらい。

かつて朝鮮半島ではサトウキビとかはなく、甘さはハチミツでとっていた。だから養蜂の技術は半島から渡ってきた。韓国・朝鮮料理にはちみつを使うのはその歴史があるから。

唐辛子とハチミツのコンビは、醤油と砂糖の黄金コンビと一緒。

ちなみに、ドイツのスーパーのレジは、焦る。計算が終わらないうちに、ガンガン自分の袋に詰めないといけない。買い物袋は常備品。デパートでも商品を包んでくれることはない。で、袋に詰めている間に支払金額が出てくると、それを払い、慌ててまた袋に詰めるという感じ。合計金額が10€もいかないときって、幸せを感じるんだなぁ。

 

ナゾの換気扇

大好きな台所だけど、一つだけどうしても理解できないことがある。この電気台の上の換気扇。換気って言っても、部屋の中に空気を出しているだけ。そう、換気口がない。でも換気扇。どこともつながっていない。これを回していると、ゲホゲホとして煙が部屋中に充満する。うーん。何であるんだろうか。うーん。わからん。

朦朧とカフェ

嵐が来ていた。凄まじい。で、しょっちゅう、雷もあるし、あられとか、雨とかが降るし、風も強いから気にせず、いつもの通り、朝時半には大学の研究所にむかった。午後3時近くに、帰ろうとしてバス停に行くと、待てど暮らせどバスが来ない。1時間経って電車の乗り場に行くと、ここも来ない。どうやら全線ストップらしい。研究所に戻ったら、もう誰も居なかった。携帯は、すぐ「圏外」になり、ネットはつながらない。お手上げ。大学の図書館に避難すると、これまた注文の長い列。昼食を抜かしていたので、サンドイッチを買ったらこれがまた歯が折れそうに硬い。で、やっと、座ったら椅子が壊れていた。涙も出てこない。で、足から寒さが脳天まで突き刺さる。

すごいのは周囲の人。誰も動じていない。ああ、止まってるんだぁぐらいの感覚で、焦っている人もいない。そういえば、今日は、妙にキャンパスに人が少ないなぁと思っていたら、朝から外出禁止の警報がでていたとか。そんなの知るか。

ドイツネギすごすぎる。

まず、ドイツのネギがすごい。何重にもなっていて、空洞がない。意味わかるかなぁ。何しろ、甘くて太くて千切りやるとドバドバできる。ネギラーメンに最適。付け合せは、芽キャベツとごぼうのぬか漬け。

何回かの引っ越しの時、初めて父親とリヤカーで荷物を運んだ。引越し先で父が中華そば屋さんにラーメンを注文した。私は、心臓がドキドキした。心の中で(お父さん、お金あるのかなぁ)と思った。配達の人が来て父が千円札を出した時、ホッとした。その時のラーメンの味は格別に美味しかった。

先日ドイツでラーメンを食べたら13ユーロだった。高級な食べ物だ。それにチップが入る。そう、ここでラーメンを食べようと思うと、当時のドキドキ感が湧いてくる。なんか、笑ってしまった。千円を出せた父が本当にカッコよかった。

 

パンにつけるムハンマラ

今日は雷がなって、あられが降った。

プレートの上に見える赤いのは「Muhammara(ムハンマラ)」友人のきよちゃんから教わった。トルコでは、パンにつけて食べるのだが、これが本当に美味しい。以下、レシピ。

クルミ(塩なしでローストしているもの) 3/4カップ/パン粉 大3/ニンニク 2~3個/トマトペースト 大1/ビベル サルチャス(パプリカのペースト)大4/レモン汁 小2/輪切り唐辛子 小1/クミン 小1/塩、胡椒 少々/ザクロ酢(バルサミコ酢でOK)少々/オリーブオイル がんがん入れる(適当)、で、フードプロセッサーでぐわん、ぐわん、混ぜる。

年齢が増して、行動範囲が小さくなっても、自分のために美味しいものが作れたら、なんて幸せな人生なんだろうって思うんだ。食べることは生きること。