手作り灯籠

手作り灯籠

去年の夏、ドイツにきていた。そのとき、日本で原爆が投下された広島、長崎を思いケルンでも追悼集会があった。ドイツの人たちが、祈りを捧げる姿が心に残っている。彼らは同時に福島やチェルノブイリにも心を寄せている。そして、原発も、核も、戦争もない世界にしようと動いている。

世界のあちこちで、核の被害を受けた人々を思う心がある。それは中東にも、アフリカにも、中南米にも。そんな姿に触れる度に、明日も頑張ろうと思える。

城と風呂

本当に城が多い。だんだん、どこがなんの城かわからなくなる。案内してくれた人は、ここは、貴族の誰それの城、その隣は、愛人の城とか、いろいろ教えてくれて、金持ちは昔もいまも金持ちなんだなぁと思いながら、学術的なことはさておき「トイレはどこ?」とか「当時のお風呂は?」とか、どうしょうないことばかり聞いていた。で、昔は、貴族は風呂に入らなかったそうだ。で、農民のほうが体を洗い臭いもなかったという。そんなことばかり、記憶に残っているので、この写真の城の名前は覚えていない。あーあ。

 

マイセン

マイセンの茶器

マイセンの工場にいった。作業工程を見てすごいプロの集団だとあらためて感動した。私などがとても買える値段ではないが、良いものを見るだけでも心が落ち着く。ドイツでは、お金を貯めて、1年に一つ買って何十年もかけて揃えるという。友人の子供が小さいときに、何かのきっかけでマイセンの食器をダダダーーと、割ったときがあったという。一財産なくなったのだ。私は「ひえーーー、怒ったでしょ?」と聞いたら、「いいや、怒らなかった」と。そして「娘自身が、とんでもないことをしたというショックを受けていたから、もう十分に罰を受けたよね」と。

思わず、「神対応・・・・」とつぶやいてしまった。

Dresdenで飲む白ワイン

Dresdenでのんだ白ワイン

イタリアでは、どこに行っても赤ワインが美味しかったが、ドイツはやっぱり白ワインだろうと思う。ドレスデンに行ったときは、ずっと、白ワイン三昧。Dresdenは、連合軍から無差別殺戮を受けた場所。同時に芸術の都でもある。旧東ドイツにあり本当に美しい街だった。東西ドイツ統一前は、手作りのハムの店とかが有り、いまよりずっと良質なものが多かったという。東西ドイツ統一後「移動の自由を手に入れたが、反対に将来に対する生活の不安も入ってきた」という。価値が180度転換するって、人一人の人生を考えたときに本当に大変なことなんだろうと思う。ペギーダ(排外主義の団体)の発祥の地でもある。彼らのデモを見て、地元の男性が泣いていた。「Dresdenが汚れる」と。この街を愛して生きている人たちの声が胸に痛い。

 

ミラノの刑務所の中のレストラン

刑務所の写真を印刷したランチョンマット

イタリア・ミラノに行ってきた。確定囚がいる刑務所の中に、ミラノでトップクラスのレストランがある。ここでは受刑者が働いている。イタリアは精神病棟も無くして、すべての人が社会で生きていく方向で動いている。刑務所も同じ。受刑者のうち160人は外のレストランで働いて、そして、仕事が終わると刑務所に戻る。地下鉄で通勤をしているんだ。

ちなみに、刑務所の中で、刑務官と受刑者と一緒に「ベラ・チャオ」を歌ってきた。この歌は第二次世界大戦のときに、ファシズムに対抗して闘ったパルチザンの歌。「明日、起きたら闘いにいく。恋人よ、さようなら」という感じの歌詞。で、何度もチャオを繰り返す。伴奏も受刑者の人がしてくれた。日本では考えられないね。でも、再犯率は、平均60%のところ、この刑務所は18%。社会がそれだけ安全になったということでもあるよね。共に生きるということは、こういうことだと思う。

いなりずし

いなりずし

今日は、おいなりさん。生まれて初めて作ったわりには上出来。

細かく切った野菜と生姜を酢飯に混ぜて、炒めたエビとブロッコリーをのせて、はい、終了。おいなりさんは母の大好物。本当なら日本で作ってあげればいいのに、と思いつつ。弁当作りは楽しい。

 

初めて買った化粧水Alverde

人気の化粧水Alverde

普段から基礎化粧品も化粧品は使わない。お化粧することは自分の変化を楽しめて素敵なことだが、どこかで、「しなくてはならない」感が、しんどかった。老いていくことが美しいと感じていただけに、シワの一つ一つがまさに年輪でよく頑張ったなぁと思えた。で、日本から持っていったのはメンタームのメディカルクリームだけ。ただ、ドイツの冬の乾燥は結構すごくて、水ものが必要になった。そこで、勧められたのがこれ。日本円で300円くらいだと思う。洗顔の後にパチャパチャとつけるだけで一日もつ。すぐれものだぁ。

コーヒーはDallmayr

ドイツの老舗のコーヒー

コーヒーは苦手だったが、ニュージーランドでポットにいれる(ティーパックのように)コーヒーを飲んでから、あれっ結構コクが合って美味しいじゃん、と思った。そして、ドイツに来て、本当に美味しいと思った。で、自分が飲んでそう思ったコーヒーのメーカーを探していたら、Dallmayrに行きついた。老舗のコーヒーだと言われた。ちなみに私は、日本の急須にいれてそそいでいる。不思議な感じ。

 

今日は納豆となめこ汁で。

ドイツの朝食は、手を加えないであるものを出すという。例えば、焼いたパンにチーズとハムを挟んで食べる、というような感じ。ちなみにパン屋さんは朝6時過ぎにはもう店をやっていて、駅までの道のり、香ばしい焼きたてのパンの香りがあちこちからしてくる。

で、私はというと、納豆となった。

住民登録をしたら無料の健康診断がついてきた。

びっくりした。住民登録をしてまだ2ヶ月経っていないのにこのサービス。

一番最初に届いた請求書は「ネットとテレビ」の料金。これ、インターネット料金とは別で、テレビがあろうがなかろうが、住民登録をした人すべてが支払わなければならない。末日に引っ越してきても一ヶ月分取る。まぁ、ショバ代と思ってすぐ支払ったが、驚いたのは、乳がん検診の案内(無料)が届いたこと。確かに、住民である。それにしても2ヶ月も経たないうちに届くものなのだろうか。

私はここでまだ一銭の税金も納めていない。正確に言えば物を購入したときの消費税しか納めていない。住民であるということは誰でも公的なサービスを受けられということ。アタリマエのことが、これほど胸に染み入ることなのかと思った。