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 働いて、支えあって、生きる。

 私にとって、「働くこと」は誇りでした。

 働いてお金を稼ぐことは、そのまま「生きること」につながりました。

 お金があれば、ご飯が食べられる。暖かい服が買える。電車に乗れる。病院にも行ける。その分だけ不安な時間が少なくなる。

 その延長線上には、怯えずに生きられる「生活」が見えたのです。

 働くことは、出会うことであり、学ぶことでもあります。働く技術は他者のためにもなり、社会に彩りをもたらしました。

 しかし、いま、私たちの社会は、働いても十分な賃金を得られず、働くためのスキルを学ぶこともできない時代になりました。働く者ではなく、資産を持つ富める者ばかりがますます富んでいく社会となり、格差は広がる一方です。

 本来、社会人として働く者には、その仕事が社会のためになっていることを確認し、そして利益を出して税金を収め、その税金が、働くことさえ許されない人たちのために使われているかどうか、しっかり監視する責任があります。それが、政治に参加するということです。政治とは、あなたが働いて収めた税金の使い方を決めることです。

 私たちは、いま、資本主義社会に生きています。それは、どんなに気をつけていても、領土拡大によるマーケットの拡大という、戦争の火種を内在させている社会です。だからこそ、資本の暴走を防ぐために「労働組合」があります。

 労働組合とは、働く者すべてが正当な賃金を要求するための窓口でもあり、同時に、大切な社会資源でもあるのです。

 経営者と労働組合が互いに切磋琢磨することによってこそ、職場環境が改善されるのです。そして、そのように頑張っている企業はたくさんあります。

 企業とは、そこで働く労働者の生活を守り、地域社会に貢献し、そして、得た利益を株主に配当するものです。利潤追求だけが突出している企業は必ず滅びます。なぜなら、そこには「社会正義」がないからです。

 だから、いまどんなに苦しくても、絶望しないで下さい。

 苦しくなったら、希望を小さくして、そして、今を生きることだけを考えて下さい。

 遠慮せずに、求められる助けは求めて下さい。一人で抱え込まないこと、助けを求める力をつけることが、「大人」になるということです。

 一緒に働いて、支えあって、生きていきましょう。

2016年4月

辛 淑玉

最終更新日: 2016/04/05