ごま油ゲット

ごま油をよく使う。ドイツ版ごま油をゲット。あまりにも、日本のイメージと違うので、ちょっと面食らっているが、とにかくこれがあれば、料理は安心。

でも、さすがにBIO(自然食品)。日本円で千円くらいするんだよね。ううううううう。

冬の森

家の裏にある森。

よく、犬を連れた人と出会う。夏の森も素敵だけど、木肌がさらされた冬の森は本当に美しいと思う。

歩きながら考えること、日本に残してきた母のこと。闘病生活を送っている友人のこと。カウンターに出ている仲間のこと。一人ひとりが鮮明に浮かんでくる。

離れるということは、こうやって記憶を整理するのにいいことなんだなぁ。もっと優しくなれるかもしれないと思いながら。。。

お絵かきしちゃった

頂いた1リットル入りのポットに、見えるか見えないかのお絵かき終了。それにしても、いろいろ生活道具をもってきてくれる友達はありがたい。

ここにきて、人の優しさを感じる事が多い。例えば、マンションの入口に「断水のお知らせ」があって、階下の部屋の人が、私の友人にそのことを私に伝えてほしいと連絡してきた。私がドイツ語を読めないだろうという配慮からだ。そういう一人ひとりに支えられてドイツの生活がなりたっている。言葉ができないことで得たものはとても多い。

絵を描きたいという欲求も、余裕があるからこそ出てきたんだと思う。安心して暮らせることは、こんなにも自分を豊かにするものなのかとしみじみ感じてしまう。

花が咲き始めた。

なんの花だろうか。こんなに寒いのに咲き始めた。他にも、桜も咲き始めている。偉いなぁ。頑張っているなぁと思う。冬の後は春。夜の後は朝。しんどいことも長くは続かない。悪いことも長くは続かない、とここまで書いて沖縄や朝鮮半島の分断やパレスチナのことを思った。イスラエルによる民族虐殺が70年以上も続くって、惨すぎる。ケルンの駅のそばで、寒い日も、暑い日も、看板を持って座っている人がいた。彼の持つ手にはパレスチナの写真があった。

「希望は作らないといけない」ということを日本のカウンターから学んだが、自分がよって立つ日本や朝鮮半島の明日を考えると、言葉に詰まる。いわんやパレスチナの現実を知るにつれ、叫びたくなる時がある。学べば、学ぶほど、絕望が深くなるのは私の学びが足りないからだろう。きっと解決できる方法はあると思いながら。。。

イタリアのおっちゃんたち

ミラノの帽子屋さん

ミラノの街なかで道をきいた。工事をしていたおっちゃんが「この道をまっすぐ」と指差して教えてくれた。すると自転車が停まって、こいでいたおっちゃんが反対方向を指し示した。そして「オレはこの街に10年住んでんだ」と言った。そしたら、工事していたもう一人のおっちゃんが「オレはこの街が好きだから、オレのほうがよく知っている」と言った。みんな、教えてくれた方向が全部違っていた。で、最後はどの道もつながっていると言った。

さすがイタリアだ。。。

今日のお弁当

学食は、学生は安いが私たち研究員は外部の人と同じ値段になる。

で、お弁当を作り始めて、もう2カ月になった。せっせと弁当をつくる自分が甲斐甲斐しい。(一体誰にだ!とツッコミを入れたくなるが)だんだん、ご飯の量も多くなった。ちなみにおかずの下は全部ごはん。

これがまた至福のひとときなんだ。小さな幸せ。

でも、この弁当作りが義務で、毎日、つくらねばならないとなったら、たぶん嫌だろうなぁ。毎日お弁当を作ってくれた母や祖母を思い出す。しんどい作業だったんだろうなぁ。ありがたいなぁ。

冬にアイス

アイスは体を冷やすから苦手だったが、ドイツでは喉がよく乾くのでアイスをよく食べたくなる。雪の降った日でも食べる。で、注文するとこれまたデカイ。これでも一番小さいサイズ。食べかけだけど。。手のひらぐらいあるのです。

子ども頃、渋谷区笹塚の「ショウシュウ屋」という店でモナカとか小豆アイスを母と一緒に食べた。当時、ソフトクリームというのが出始めて、ねじれたアイスはハイカラだった。

で、写真のアイス、全部食べた。自分でも笑っちゃった。

ペギーダと向き合う

学生が着ていたTシャツ

「レイシズムはクソくらえ」と訳したほうがいいかな。排外主義者たちのデモに、若い人たちが抗議活動をしていた。なんか、東京のカウンターを思い出し、良心は世界につながっていると感じた。つたないインタビューをした。中年の男性は「自分の同級生があの中(排外主義のデモの参加者として)にいる。それが哀しい」と語った。そして、日本のカウンターの写真を見せたら、本当に喜んでいた。仲間がいることを知ることは本当に大事なことだと思った。

ここにもいるよ。ここにもいるよ。

日本からの椿

椿のカバー・移動式

ドイツで、もっとも古いと言われる椿の木。見たこともないほど大きい。その隣りにあるのが、移動式の温室?カバーのようなもの。冬になるとこの椿の木を覆うように移動する。そして、このカバーの中の階段を登って、冬に咲いた椿を上から下からと鑑賞することが出来る。大切にされている椿。いいね。いま、どんな感じになっているのか、見てみたいなぁ。

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