ミラノのスカラ座で

スカラ座で子どもオペラが開かれた。

たくさんの親子が訪れていた。こどもたちはオペラを食い入る様に見て拍手喝采。5階の桟敷席に同席となった父子は、舞台が始まると子どもがかぶりつき、父親がその子どもを守るように1時間ほど覆いかぶさって観ていた。公演中、父親は一度も椅子に座らなかった。子どもは手を降ったり、拍手をしたり、父親の顔を覗いたり、とても嬉しそうだった。

ヨーロッパに来て感じたことの中に、なんと文化を大切にするんだろうということがある。美術館も、博物館も、芝居も、コンサートも日常の生活の中にある。チケットも安い。そして親子で来ている姿をよくみかける。それが心にしみる。